チームメイトの弱点を修正するために効果的な1on1メソッド!

どうも、虎ノ助です。

先日の練習で気づいたことですが
チームメイトの弱点を修正するために
とてもいい方法がありました。

それは、1on1を大人数でする
という方法です。

なぜ、この方法がいいか?

ですが、行動で弱点を指摘できる
ということにつきます。

大人数ですることで
修正したい弱点を何度も指摘することができる
ということに意味があります。

これが、ある一人の人に
弱点を指摘されてもダメなんです。

なぜなら、

人に言われても
人はその言葉を聞き入れない

からです。

なので、大勢に一気に指摘される。

というのがいいわけです。

それでは、僕のチームメイトの事例を1つ。

先日、6人で1on1をしました。

ルールは…

1、ゴールを入れられたらディフェンス
2、3人連続でゴールを入れられたら罰ゲーム
3、スリーポイントなら1発で罰ゲーム

この1発罰ゲーム形式を採用すると
ディフェンスの集中力がかなり上がるので
おすすめのルールです。

あるチームメイトがいました。
※ 仮にA君とします

そのA君の弱点は…
ゴール下でシュートを打つ時に
ボールを下げる癖があったんです。

特に、ハイポ付近からロールした後の
シュート時に下から上にボールを上げる時に
カットされやすい、という状態でした。

で、今までも何度か指摘したことは
あったんですが、いまいち改善するまでには
いたらなかったんです。

しかし、今回の1on1では
ディフェンスが得意な僕ともう一人で
そこに的を絞って執拗にカットを狙ったんです。

何度も、何度も、です。

その間、A君は何とかカットされないように
回り方を変えたりいろいろ工夫はしていましたが
気づくんです、、、このままじゃだめだと。

そりゃそうですよね、回るタイミングを変えたところで
ボールは同じように下から上に動くわけですから。

そこで、はじめて僕の声が届くんです。

その結果、今まで何度言っても修正されなかった
弱点が改善の方向に動き出しました。

しかも、その改善の段階で
さらにA君の攻めのパターンにバリエーションがうまれる
という副産物を得ることもできたんです。

とは言え、まだ試合でどうなるかは
今後の練習によって決まるので
何とも言えませんが…かなりいい感じになったわけです。

今回の僕の事例ではセンタープレイでの攻め
という事に関しての弱点克服だったわけですが

これがディフェンスを修正したいのであれば
そこを何度も同じパターンで攻める。

ドリブルが弱い場合は
プレッシャーの強いディフェンスをし
スティールを狙う。

など、何度も繰り返し修正したい弱点を攻めて、
自分で改善しなくては…
という気持ちになってもらうというのが重要になります。

人は面白もので、一方的に指摘されても
改善しようとはしません。

が、自分で気づくことができれば
自主的に修正しようとします。

なので、大人数での1on1で
この気付きを与えてあげるわけです。

そうすることで、自主的に改善をする
きっかけを作ることができる。

というわけです。

でも、頭ごなしに指摘しちゃだめですよ。

これさえなければもっと良くなるのになぁ…

とか、

いや、これ直したらヤバイんだけどなぁ…

みたいな、ちょっと嬉しくなるような
言葉をチョイスすると聞き入れやすい状態に
なるので、ちょっと意識してもらえたらと思います。

ほんと、言葉のチョイスって重要です。

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